おすすめ!アエオニウムの魅力
「アエオニウム」と聞いてもピンとこない方が多いのではないでしょうか?
アエオニウムの中で一番有名になるのは”黒法師”になります。
テレビでも何度か紹介をされたこともありますので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こちら私が育てているものですが、めちゃくちゃ綺麗ですね(笑)
アエオニウムは、この他にも大変魅力的な品種が多々あります。
個人的にとてもオススメなので、紹介しようと思います。
1.アエオニウムとは
アエオニウムはベンケイソウ科、アエオニウム属になります。
つまりアエオニウムとは呼ばれる『属名』のことを指します。
亜熱帯地域が原産で、カナリア諸島を中心に気候の穏やかなところに自生している植物です。
花のような姿はとても美しく、存在感も抜群です。
花言葉は「永遠」
2.育て方
- 置き場所
日当たりが良く風通しの良い場所を好みます。ただし、夏は休眠期に入りますので明るい日陰に移動させてやります。冬場は、寒さに弱いので室内の明るい場所に置きます。
- 水やり
春・秋は、乾いてからやります。
夏・冬は、なるべく控えます。
- 肥料
春・秋に少量
- 植え替え
春・秋の期間に行います。
土は、市販の多肉植物用の土で大丈夫です。
- 増やし方
基本的に挿し木で増やします。
春もしくは秋に、剪定で切り取った茎を使って挿し木します。
根が生えるまでの約2週間、茎を刺した土には水を与えません。
これがポイントです。根が十分に生えたら、鉢に植え替えてください。
3.品種
- 黒法師
真っ黒な葉を放射状に広げる品種。シックな見た目で、その色合いは独特の魅力。
日が少なければ、茶色っぽくなる。
- 愛染錦
白く綺麗なライン斑の入ったアエオニウム。斑の入り方も、全て違う。
- 夕映え
生育期は葉の縁が紅色に彩られ、新芽は黄色味を帯び、休眠期は緑一色になります。
季節によって変わる姿は、見ていて飽きません
4.まとめ
いかがだったでしょうか。
育て方も難しいことはなく、コツさえ掴んでしまえば増やすこともできるでしょう。
初心者の方には、よく普及している黒法師はアエオニウムの中でも強いのでオススメです。
紹介させていただいたものは、ごくごく一部。
他にもたくさんの個性豊かな品種があります。
興味を持たれた方は、是非一度挑戦してみてください。
大人気!!ユーカリの魅力
「ユーカリ」という植物はご存知でしょうか?
鉢物や庭木などで簡単に育てられることから非常に人気の植物です。
最近では香りがよく長持ちしてくれることから、切り花としても人気が出てきました。
その他、コアラが食べる葉としても有名ですね。
海外では、医薬品やアロマテラピーなどに用いられ、また、お茶等食料品としても利用されています。
日本でも、メジャーではありませんがアロマや食料品に加工して販売されたいたりしています。
興味がある方は、一度調べてみてください。
色々な場面で活躍してるユーカリですが、基本日本ではに観賞用としてでしょう。
見た目も確かにかわいらしいですが、人気の秘密はそれだけではありません。
それでは、なぜ人気がある植物なのか。わかりやすく解説させていただきます。
1.育てやすさ
ユーカリは、なんといっても育てやすい!
置き場所 → 風通しのよい日当たりのよい場所に ※一部寒さに弱い品種があります
水やり → 乾いてからやります
これだけです。
肥料なども特に必要ありません。
基本的に暑さにも寒さにも強いので、温度を気にする必要もない。
とても強い植物です。
2.見た目
シルバーリーフは美しく、その姿は可愛らしいです。
そして、種類が豊富で葉の形も違うことも特徴です
葉の形の種類 → 丸・ハート・細長・ツキヌキ など
また葉が同じ形の品種でも、若干葉の色が違うものも多いので並べて育ててみても面白いですね。
3.ハーブとして
ユーカリは、清涼感のあるすっきりとした香りがするのも特徴です。
効果として
- 集中力を高めてくれる
- 抗菌・抗ウイルス作用があり、空気を浄化
- 虫よけ
などがあるといわれています。
4.ドライフラワーとして
他の素材とも合わせやすいので超定番と言えます。
加えて先ほど記載したハーブの効果も期待できるのが、ドライフラワーとしての人気に一役買っているといえます。
飾り方は、一輪挿し・スワッグ・リースなど。おしゃれにドライフラワーでテラリウムにしても良いですね。
5.まとめ
植えても良し、切っても良しと弱点がありませんね!
生育も旺盛ですので、庭に植えておくと非常大きくなり、家のシンボルツリーとなってくれることでしょう。
初心者の方でも簡単に育てる事ができるので、是非一度育ててみてください。
初心者がやりがち!植物が弱った時の失敗例
「あれ?なんか元気ないかな?」
ちゃんと育てているにも関わらず、植物が元気を無くす事ってありますよね。
季節の変わり目などは、特にあるのではないでしょうか。
この弱っているときに、間違ったことをすれば一気に枯れてしまう可能性があります。
この記事では「弱った時に初心者がやりがちなミス」を紹介させていただきます。
1.水をやりすぎる
「水をやってもやっても元気にならない…」
これは実際に非常によくある声です。
「弱っている=水が足りていない」と間違った認識してしまい、結果として水を一日に何度もやってしまう。
しかし、弱っているという事は水を吸い上げる力も弱くなっています。
基本は、乾いてからやるです。
必要以上にやることは根腐れの原因にもなりますので注意しましょう。
2.肥料をやる
「弱っているときは、肥料で復活だ!!」
これもやりがちなミスです。
これは人間で例えると、風邪を引いて食欲のない方に、無理やりご飯をがっつり食べさせているようなもの。
体調がすぐれない時にそんなことされたら、逆にしんどくなってしまいますよね。
植物でも弱っている時こそ、療養が必要です。
ですので肥料はいりません。水だけで様子を見守りましょう。
3.植え替えをしていない
「3年ほどきれいに育っていたのに、元気がなくなって枯れてしまった」
これは植え替えをしていない場合に起こります。
鉢で育てている場合、植物も成長しますので2~3年もすれば、鉢の中が根でいっぱいになってしまいます。
結果として、水分や栄養を吸収できず枯れてしまう事に繋がってしまいます。
鉢の下から根が出てきていたら、植え替えのサインです
つまる(ダメージを受ける)前に植え替えてやりましょう
まとめ
いかがだったでしょうか。
すでにやってしまった経験があるかたもいらっしゃるかも知れません。
季節の変わり目
春→夏では、梅雨が明ければ一気に陽射しがきつくなり、また温度も上がります。
秋→冬では、夜間に温度が一気に冷え込むことがあります。
順調に育てていても、このような急激な変化に対して植物もダメージを受けることがあります。
そんな時は、正しい対処さえすれば復活してくれる可能性が高いです。
すぐに戻らなくても、焦らず、時間をかけて見守ってやることが大切です。
花屋が教える。フリマサイトで植物を買うとき気を付けること
みなさんは植物を少しでも安く買いたいと思ったことはありませんか?
ご存知メルカリやフリルなどを利用すれば、種から草花、観葉植物や蘭など幅広く手に入れる事が可能です。
実際「こんなに安いのか」と驚くこともあるでしょう。花屋であるわたしもたまに驚かされることがあります(笑)
ただその安さには意外な落とし穴があるかもしれません。
わたしも出品しているため、どんな商品が出品されているのか見て回ることがあります。
そこで感じるのは、出品者のなかでとてもいい方もいれば、不誠実な方だなと思うことがあります。
それは必要な説明をしていなかったり、誤解を招くような写真で出品していたりと。。
つまり、商品を購入したものの思っていたものと違っていたり、すぐに枯らしてしまう可能性があるという事です。
そこで plantlife を読んでくださったみなさんには、気持ちよくお買い物をしていただきたい。と記事を書かせていただきました。
それでは、これから気を付けるべきポイントをお伝えいたします。
「抜き苗」に注意?
フリマサイトでは「抜き苗で発送します」という文面をよく見かけます。
そもそも抜き苗とはなんでしょうか。
それはずばり、土を落とした株だけの状態のことを指します。
ではなぜわざわざこのようなことをする必要があるのか。という疑問が湧いてきますよね。
それは、重量を軽くして送料を安くすることが目的なんです。
「えっ?安くなるのならいいんじゃないの?」と思われた方もいるとおもいます。
ここが落とし穴です。
先ほども記載しましたが、抜き苗とは土を落とした株だけの状態です。
つまり、土を落とす際に根を傷つけてしまうのです。
「根を傷つける=枯れる」とはなりませんが、一時的に弱ってしまうことは覚えておいた方が良いです。
なかには、根を傷つけられることを嫌がる植物があり、枯れることに直結してしまう植物もありますので注意しましょう。
大きさは?〇号ポット?
商品を見ているとサイズの表記がなく、〇号ポットに植わっていますと記載されているの見たことはないでしょうか?
初心者の方には、ピンとこないと思います。
ここで簡単に記載してみましょう。
- 2号-直径6㎝
- 3号-直径9㎝
- 4号-直径12㎝
となります。つまり1号=3㎝となります。
写真では大きく見えていても、実際届けば思っていたより小さかった。。という経験をされている方も多くいらっしゃいます。
くれぐれも注意しましょう。
カット苗ってなに?
多肉植物は、カット苗で販売されている場合があります。
ではカット苗とはなんでしょうか。
それはずばり、葉と茎を残しカットされた状態の苗のことです。
カットされたものを土に挿すことで、根が張り、成長してくれます。
このカット苗のメリットも安くできることにつきます。
ただこちら、気を付けるべきポイントがあります。
それは季節です!
多肉植物は、春と秋に成長期をむかえ、夏と冬では成長が鈍くなってしまいます。
つまり、夏と冬の成長が鈍っているときに土に挿してもなかなか発根せず、そのまま枯れてしまう可能性が高まってしまうという事です。
もし購入を検討される際は、春か秋に購入すると良いでしょう。
出品者を信用するな!?
出品者の中には、プロのお花屋さんもいます。
「説明には詳しい記載がなかったけど、育て方について質問したら簡単そうだ。よし。買ってみよう」
これは、ちょっと待ったです。
プロのお花屋さんが言うなら間違いないと思ってはいませんか?
あまり大きな声では言えませんが、プロのお花屋さんでも間違った知識を持たれているか方が少なからずいらっしゃいます。
「購入を検討されている植物について一度自分で調べる」ことを強くお勧めします。
まとめ
購入を検討している植物に関して調べる癖をつけると、間違いを減らせるだけでなく、
知識も深まりグッと枯らしてしまう確率を減らすことができます。
1つの植物の育て方を知ると他の植物にも通じるものがありますので、どんどん知ること、育てる事が楽しくなってくると思います。
気持ちよくお買い物するためにも、是非購入前には一度自分で調べてみてください。
知っておきたい植物に必要な温度のことを知ろう
必要な温度?なにを言っているんだ?
と思った方は必見です。
日本は非常に寒暖差のある国です。そのため、豊富な種類の植物が店頭に並びますが、その中には暑さが苦手なものや逆に寒さが苦手なものもあります。
1.暑さに弱いもの
暑さに弱いものと聞いてもピンとこない方もいるのではないでしょうか?
代表的なもので言えば「パンジー」「シクラメン」などがあります。
秋~春によく見かける植物ですね。
秋~冬に出回る植物は、寒さには強く暑さには弱いものになります。
このタイプは、春頃まで咲いてくれるものが多いです。
2.寒さに弱いもの
反対に、寒さに弱いものもあります。
代表的なもので言えば「ニチニチソウ」「ベゴニア」などがあります。
春~秋によく見かける植物ですね。
春~夏に出回る植物は、暑さには強く寒さには弱いものになります。
このタイプは、秋頃まで咲いてくれるものが多くなります。
3.寒さ暑さともに強い植物
なかには寒さ暑さともに強い植物も存在します。
サボテンや多肉植物がこちらに入ります。※例外はあります。
サボテンが育てやすいと言われる理由には、温度の耐性があることも含まれるのが分かりますね。
もちろん草花でも代表的なもので「ゼラニューム」などがあります。
ただ、強いからといって万能なわけではありません。
真夏にはバテたり、真冬の霜にはダメージを受けることもありますのでご注意ください。
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
季節に合ったものが店頭に並ぶので、あまり意識したことは無かったのではないでしょうか?
中には冬でも寒さにあまり強くないものや夏に暑さが少し苦手なものが販売されている場合もございます。
植物を育てられる際は「温度」もぜひ意識して育ててみてください。
初心者必見!植物についてこれだけは知っておきたいこと
今回は、うまく育てられるか不安だな…という植物に関して初心者にこれだけは知ってほしい事を簡単にまとめてました。
最も基礎にして、どの植物にも1番大切なことです。
1.大事なことは2つ
植物が育っていくうえで大切なことは2つ。
それは水と日光です。
なにを当たり前のことを言っているんだ?と思ったかたも多いと思います。
ですが、すぐ枯らしてしまう原因の5割以上は水か日光によるものです。(※個人的な感想です笑)
2.植物も人間と同じ
これは私の考えですが、植物も人間と同じだと思っています。
私たちがご飯を食べるときはお腹が空いたとき。満腹のときに食べると苦しいですよね?
植物も同じです。水が欲しい(乾燥している)ときにあげて、いっぱいの(湿っている)ときはいりません。※例外はあります
光にしても同じです。
人間でも暗いところにいると、気分が下がっていき鬱になったりしますよね。
かといって、強すぎる光は毒です。
植物でも暗いところにいると元気がなくなり、強すぎる光は焼けてしまったりしてしまいます。
ただ好みはあります。
人それぞれ食べるタイミングが違うように、アウトドア派とインドア派が分かれるように、植物も分かれます。
全て同じだと思わず、育てる植物を知ってあげる事が大切です。
このように人間に例えると、少しわかりやすいのではないでしょうか?
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
水と光はとても大切です。
ですが、植物によって水加減や光の好みは異なりますので、育てている植物に合わせてあげるのが大切です。
今回は水と光としましたが他にも大切なことはございますので、またの機会に書かせていだきます。
是非植物を育ててみたい方は見ていただけたら嬉しいです。